こんにちは!
福岡県の糸島市地域おこし協力隊の佐藤 みなこです。
糸島市の中でも「福吉」と呼ばれている地区の情報発信をしています。
今回は九州最大規模のツツジが楽しめる「浮嶽幸花樹園」(うきだけこうかじゅえん)さんをご紹介。
「浮嶽幸花樹園」に入場出来るのは一年の中でもツツジが咲くわずか2週間ほど。
例年だと4月中旬から5月5日ごろ。2018年だと4月13日から29日ごろまで。その期間内であっても満開のツツジを見れるのは数日。赤やピンク、白など色とりどりのツツジが楽しめる「浮嶽幸花樹園」さん。
皆さんもぜひ入場して見てはいかかがでしょうか?
インスタ映えする写真がたくさん撮れますよ♪
目次
浮嶽幸花樹園とは
1万坪の敷地に約5,000本、色とりどりのツツジが植えられている浮嶽幸花樹園さん。
中でも赤い色をした「本キリシマ」と呼ばれるツツジは、育てるのが大変むずしい希少品種です。種を出さないため、育てるには取り木や挿し木といった人の手を加える必要があります。その「本キリシマ」を40年以上かけて全国から集め、九州最大級の規模にまで植栽したのが「浮嶽幸花樹園」さんです!
園内の様子
園内に入ると、出迎えてくれるのが樹齢80年の本キリシマ。
本キリシマとは鹿児島県の霧島が原産で赤い色をしたツツジ。
とっても綺麗ですねーーー✨✨
ピンクに赤に色とりどりのツツジ✨✨
立派な日本庭園が広がります✨✨
福吉の地形を石で表した池もあります。
池の中にある石は「浮嶽」や「二丈岳」、「羽島」を表現しています。どの石がどの山と島を表しているのか、推測してみてはいかがでしょうか?(`・∀・´)
他にもピンクや
白のツツジ
色とりどりのツツジが楽しめます。
貴重な品種「本キリシマ」とは
ツツジというと、子どものころに公園に咲いているツツジをとって甘い蜜を吸った経験をされた人も多いのではないでしょうか?それは平戸ツツジと呼ばれる一般的なツツジです。浮嶽幸花樹園に植えられているツツジは主に「本キリシマ」と呼ばれる品種。
鹿児島県が原産の品種で、育てるのが難しい希少品種です。
「浮嶽幸花樹園」さんに植えられているツツジは主に「本キリシマ」という赤い色をしたツツジです。
なんとこの本キリシマ、人の背丈に育つまで約60年かかります。
しかも、種ができないため人間の手で挿し木や取り木をして育てる、たいへんに手間のかかる品種。
その手間暇かかる本キリシマを1万坪の土地に約5,000本を植栽。40年かけて九州最大級の規模にまで集めた現園主の父 櫻井長保さん。どんな想いがあったのでしょうか?
「山を守りたい」本キリシマを植え始めたきっかけ
育てるのに手間のかかる本キリシマ。九州最大級の規模にまで育てるのには、さぞかし大変だったのでは?「浮嶽幸花樹園」さんの園主 櫻井茂光さんにインタビューをしました。
さかのぼること今から40年前、父が言いました。「林業や木材の価格の下落で、このままでは山が荒れ果てる。どうにかしたい。きれいで珍しい本キリシマを育てれば、それを見るための多くの人が山にくる。そのお金を山に還元したら、山は蘇るだろう。」と。
まとめ
山を守るため、本キリシマをもっと多くの人に見てもらいたい、山に来た人に楽しんでもらいたいと園主の櫻井さん。本キリシマの魅力をアツく丁寧に語ってくださいました。取材に応じていただき、ありがとうございました。
満開の本キリシマと色とりどりのツツジを楽しみにぜひ「浮嶽幸花樹園」さんへ行ってみてはいかがでしょうか?
「浮嶽幸花樹園」への交通アクセスと入場料・営業時間・開園期間
浮嶽幸花樹園への交通アクセスや営業時間は下記のとおりです。
- 浮嶽幸花樹園の住所:〒819ー1641 福岡県糸島市二丈吉井737
- 交通アクセス(車):国道202号線バイパス(二丈浜玉道路)の吉井インターを下車 車で約5分 駐車場あり。
- 交通アクセス(徒歩):JR筑肥線 福吉駅下車 徒歩約1時間
- 入場料:大人600円 小人300円 入場料は園内の管理費と山の整備費にあてられます。
- 営業時間:AM9:00〜PM5:00まで
- 開園期間:4月中旬〜5月5日ごろまで(2018年は4月13日〜4月29日ごろまで)
- 問い合わせ:092ー325ー0111
- URL: http://www.tsutsuji-matsuri.jp/
浮嶽幸花樹園の場所
福吉に来て来てーー!