いなか暮らし体験 in いとしまの10月プログラムが10月19日(土)〜20日(日)に開催されました。その様子をお伝えします。
いなか暮らし体験 in いとしま とは?
いなか暮らし体験 in いとしまってなに?
糸島へ一泊二日滞在して、糸島の農家さん指導の元、農業体験をするプログラムだよ
- 糸島への移住に興味がある
- 糸島への就農に関心がある
- 糸島の地域住民と繋がり、いなか暮らしを体験してみたい
という方を対象とした宿泊型の農業体験プログラムです。
農業体験を終えた後は、糸島の地域住民のみなさんと一緒に交流会(夕飯)を開き、糸島での暮らしなど生の声を聞いて行きます。
いなか暮らし体験 in いとしまのプログラムを企画した経緯
移住に興味がある方に糸島の地域住民と繋がり糸島移住へのきっかけとあって欲しい、
自然豊かな景色に癒され、糸島のファンになって欲しいという想いで「いなか暮らし体験 in いとしま」を企画しました。
日帰りではなく一泊二日にしたのは、糸島でゆっくり過ごしてもらい、地域住民の皆さまとの会話や糸島の星空や朝焼けの景色を楽しんでほしかったからです。
私、佐藤は生まれ育った東京を離れ福岡県糸島市へ2017年に移住をしました。
現在は地域おこし協力隊として、地域住民の皆様のご協力の下、情報発信やイベントの企画運営などに携わらせていただいております。
移住先として人気の福岡県糸島市。
楽しい移住生活を過ごすには、地域住民の皆さまとの事前の交流が大事だと思っています。見知らぬ土地にいきなり移り住むのは、かなりの勇気と覚悟がいります。
「この土地に住みたい、溶け込みたい。でもわからない事ばかり。皆さんと仲良くなりたいので色々と教えていただけませんか?」と地域の皆さまに対して尊敬と謙虚な姿勢で接すれば、皆さんサポートしてくださいます。
私自身、糸島に住んで糸島で働きたい!と思ったのは、糸島に住んでいる方々が素敵な方々ばかりだったからです。
糸島に住んでいる地域住民の皆さまと交流することで、空き家情報や地域行事など様々なことを教えてくれるかもしれません。
その交流のきっかけ作りとして当プログラムを企画しました。
10月プログラム 稲刈りと秋の農業体験のレポート1日目
まずはプログラム1日目の様子をお伝えします!
稲刈りの様子
10月19日(土)
関東や関西など遠方から参加してくださった6名の方々。
半数以上の方々が過去に3回糸島を訪れており、皆さん糸島への移住に関心の高い方々ばかりでした。
農業体験は、糸島の農家さん 吉住 公洋(よしずみ きみひろ)さん指導の下、稲刈り体験を行いました。クワを使い手作業で稲刈りをしていきます。
稲刈りを行った場所は赤米や黒米などを使った田んぼアートがみれる田んぼ。
みなさん、真剣に稲刈りをされています。
1時間ほど稲刈り作業をした後は、翌日のはざかけのために刈った稲の束をヒモでくくっていきます。
素敵な笑顔です(*^_^*)
稲刈りを終えた後は、吉住さんおすすめの絶景スポットまで徒歩で移動。
その景色がこちら。
福吉地区の海と山、棚田が一望できる景観を眺めると日々の疲れも癒されていきます。
その後は、吉住さんによる稲の乾燥機や草刈機など農作業に使う機械の説明がされました。皆さん、熱心に説明をきかれ、様々な質問が飛び交いました。
農作業に使用する機械は高級車が買えてしまうほどとっても高額。
お米を作るにはお金がかかること、草刈りや日々の水管理など手間がかかること、一人あたりのお米を食べる量が年々減っていることなど、農業をするのは大変な事を教えていただきました。
地域住民の皆さまとの交流会の様子
夕食は吉住さんの倉庫で、地元農家さんや移住者さんと一緒に交流会を行いました。
糸島での暮らしぶりや仕事の話など地元の方から直接聞ける貴重な機会。
食事をしながら会話も盛り上がります。
地元の農家さんから自家製野菜のアヒージョ、酪農家さんから貴重な初乳豆腐(分娩後にでる最初の乳汁。市場には出回らない貴重なもの)の持ち寄りがあり、美味しくいただきました。
交流会に参加してくださった地域住民の皆さま、ありがとうございました。
初潮旅館へ宿泊
交流会を終えた後は、創業60周年以上の老舗旅館、初潮旅館へ宿泊。
目の前に海が広がり、波の音を間近に感じることができる旅館です。
関東や関西など遠方から糸島への移動と、農作業の疲れを癒してくれます。
昼間(13時30分〜)は「大衆演劇」も楽しめる人気の初潮旅館。
大衆演劇は日帰りのお客様も楽しむ事ができます。
詳しくは初潮旅館のHPからご確認ください。
プログラム二日目は稲刈りの乾燥作業「はざかけ」を行いました。
翌日の様子は次のブログでご紹介していきます。